CIPサーバーは非常に廉価なIP分散サーバーとして定評があります。サーバー会社はセブンアーチザン合同会社となっていて、本社は群馬県高崎市にあります。
セブンアーチザンは今回契約をした「CIPレンタルサーバー」の他にも「IP分散サーバーTICServer」など多岐にわたったレンタルサーバーを提供している。
その中でも初心者でも非常に扱いやすく、価格的にも優れている「CIPレンタルサーバー」を契約して使ってみました。
今回契約をしてみましたので、いただいたIPアドレスについてもチェックしてみましょう。
記事目次
CIPサーバーのプラン詳細をチェック
マルチドメインプラン | ||||
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サーバー | 場所 | 初期費用 | 月額料金 | 1IPコスト |
CIPサーバー | 国内 | 3,300円より | 10IP/2,750円より | 275円 |
海外 | 3,300円より | 10IP/1,650円より | 165円 |
CIPサーバーはすべてマルチドメインプランとなっていて、シングルドメインはない。
ただ、1つのサーバーのアドオンドメインは5ドメインとなっているので、無制限のマルチドメインではないことを気をつけたい。
それでも5ドメインアドオンできるサーバーで海外サーバープランであれば、1IP165円という低コストでIP分散サーバーを利用できる。
機能・性能 | |||
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DNSサーバー分散 | 標準対応 | ||
ディスク容量 | 1GB | ||
1ヶ月の転送量 | 無制限 | ||
データベース | MySQL | 5個 | |
SQLite | ○ | ||
phpMyAdmin | ○ | ||
マルチドメイン | アドオンドメイン数 | 5個 | |
メール | アカウント | 5個 | |
アンチウイルス | - | ||
スパムフィルタ | - | ||
メーリングリスト | ○ | ||
FTP | アカウント | 無制限 | |
FTPS/SFTP | - | ||
WebDAV | × | ||
開発環境 | |||
対応プログラム | CGI | ○ | |
.htaccess | ○ | ||
PHP | ○ | ||
Perl | ○ | ||
Ruby | ○ | ||
Ruby on Rails | × | ||
Python | ○ | ||
SSI | ○ | ||
簡単インストール | Movable Type / WordPress | ||
セキュリティ | |||
HTTP over SSL/TLS | 共有 / 独自 | ||
WAF | Web Application Firewall | × | |
IDS | 不正侵入検知システム | × | |
IPS | 不正侵入防止システム | × | |
保守・サポート | |||
自動バックアップ | × | ||
電話サポート | × | ||
メールサポート | 24時間365日 | ||
その他・制限事項 | |||
アダルトサイト | × | ||
再販 | × |
CIPサーバーのおすすめポイントをチェック!
今回契約をしたCIPサーバーですが、これがかなりおすすめできる内容です。おすすめポイントをチェックしてみましょう。
1IPの単価の安さは業界ナンバー1
CIPサーバーの1IPあたりの単価は業界ナンバーワンの安さとなっています。
その価格は1IP(海外)あたり165円となっています。
国内IPを利用しても1IPあたり275円というダントツの安さ。
最高1000IPまで分散可能
CIPサーバーは現時点で海外IPで1000IPまで分散することが可能です。
コレはかずあるIP分散サーバーでもトップレベルの分散数となっています。
1000IP分散できれば、1サーバーで5サイトをアドオンできますので、トータル5000サイトのサテライトサイトを運用できます。
格安でもデーターベースは使える
格安のレンタルサーバーでデーターベースが使えないこともありますが、CIPサーバーはアドオンドメイン5に対してデーターベースもきちんと5つ利用が出きます。
このようにCIPサーバーは非常に格安なのですが、IP分散サーバーとして必要なことは全て揃っています。
手軽にIP分散サーバーを使ってみたい場合など10IPから契約ができますので、安価にサテライトサイト群の構築が可能です。
10IPであっても各サーバーに5サイトずつ制作をすれば50サイトの衛星サイトを作ることが出きます。
CIPサーバーの契約の実際
必要IP数の受付中を確認して「受付中」ボタンをクリックします。
契約期間を選択できます。
私は1年契約としました。初期費用が3,000円かかります。10IPを契約すると初年度は21,000円(税込み)となります。
次年度からは初期設定費用はもちろん必要ありません。
ペイパルで支払いをします。
ペイパルの他、銀行振込、2checkOut、クレジットカードが利用できます。
ペイパルやクレジットカードで支払いをすれば、すぐにサーバーの設定に入ります。
IP分散サーバーは、その性格上、すぐに利用することはできません。設定に数日かかるのです。
サーバー利用可能は3日後であった
サーバー設定完了メールは契約、料金支払いから3日後でした。
管理画面やログイン情報はメールで来ました。
WHMのログイン
メールに記載のあったコントロールパネルWHMにログインをします。
WHMにログインをすると、1つのWHMコンパネで10個のサーバー、10IP分を管理することが出きます。
10サーバーのIPアドレスのリスト
IP分散サーバーを管理できるWHMにログインをするとこのような感じでサーバーがリストされています。
オレンジマークの「CP」をクリックすると各サーバーの管理画面であるcPanelにログインできます。
今回CIPサーバーを借りてみたところ以下のようなIPアドレスとなっていました。
- 209.164.118.102
- 63.249.206.157
- 66.34.245.60
- 69.13.232.26
- 66.221.152.195
- 69.13.169.186
- 66.221.16.131
- 69.13.32.39
- 69.13.153.59
- 66.34.231.159
クラスCのIP分散サーバーではあったが、けっこうな分散でしょ?
Aクラスでも4つ別れているのがとてもうれしかったです。
まとめ
CIPサーバーは1サーバー165円から借りることができる、初心者にもとてもうれしいIP分散サーバーです。
ここまで安ければ、気軽にIP分散サーバーを使うことができ、サテライトサイト作成にチャレンジが出きます。
ぜひあなたもチャレンジしてみてはどうでしょう!