ウェブデザインの仕事は世間の認知度が低いために、パソコンやネットなどにあまり詳しくない人ならば「なんだか難しそう・・・」と思われがちです。
難しいプログラミングコードを理解したり、あるいは専門的なデザインの知識をつけなくてはならないイメージがウェブデザインにはあるからです。
将来の職業選びにウェブデザインを加えていいかどうか考慮している人のために、その難易度と適正などをひとまとめに解説してみました。
記事目次
ウェブデザイナーは誰でもなれる？
ウェブデザイナーを目指す人が増えています。
その理由は学習が比較的簡単だからです。
確かにウェブデザイナーになるためには、プログラミング言語を覚えたり、一般的にはあまり使われないようなツールを使いこなす必要があります。
しかし順を追って学習していくと、学校の勉強が苦手な人でもマスターすることはそれほど難しいことではありません。
次のような方でも、ウェブデザインスクールに通ってスキルを身につけているのです。
- 学校の勉強の成績が悪かった人
- 理系の勉強が苦手だった人
- 英語が苦手な人
- 中高年で頭が固くなった人
- 小中学生
- 絵や美術の苦手な人
学校の勉強が苦手な人は、ウェブデザインに対しても抵抗を感じるようですが、実はウェブデザインに学力はあまり関係がありません。
中高年から小学生まで年齢の制限も優位性もほとんどないと言えます。
またウェブデザインにはアートの才能が必要だと勘違いをする人もいますが、絵が描けなくても全く問題ありません。
プログラミング言語は英語で書かれていますが、英訳できなくてもまる覚えすることもそれほど難しくなく、長くプログラミングに触れていることで理解できるようになるでしょう。
プログラミングは最も初歩的な言語を学習する
ウェブデザイナーやプログラマーなどのIT系のスキルで気になるのが’プログラミングの学習”です。
普段パソコンを使っていてもプログラミングに触れることはありませんから、馴染みがないのです。
プログラミング言語の中には理解するまで時間のかかるものもありますが、ウェブデザインで使う言語はHTMLとCSSという、プログラミングでも初歩的なものなので、数十時間の学習でとりあえず理解をすることができます。
これに加えてJavaScriptを少し使えるようになれば、とりあえずウェブデザインの仕事で通用できるようになるでしょう。
ウェブデザインでは他のプログラミングとは違い、プログラミング言語以外にイラストレーターやフォトショップの使い方も併用して学習しますが、こちらは論理的な理解というよりは感覚的に慣れていくだけなので、難易度はそれなりに高いものの、挫折をするといったことは少ないのです。
1年間でほぼマスターできるウェブデザイン
気になるのが、ウェブデザインのスキルをどれだけの期間でマスターできるかということではないでしょうか？
プログラミング未経験であっても1年ほどの学習で、就職して実務で通用するレベルまで覚えられるのが、平均的です。
理論的な学習は、最初の2～3ヶ月で覚えられるはずです。
ウェブデザインスクールでも、カリキュラム自体は、半年以内での修了が予定されています。
基本的な理論を覚えてたら、後は実際に作品をいくつも制作して実践で通用するレベルまでトレーニングをしていくといった方法で学習を進めていくのです。
ウェブデザインは、その他のプログラミング学習と同じく”慣れ”が必要であり、言語とツールを実践的に使えるレベルにするまでには、繰り返しトレーニングをすることが大切です。
挫折する人の原因
このように、スキル学習の中では比較的難易度の低いウェブデザインですが、中には挫折してしまう人もいます。
ウェブデザイン学習を挫折してしまう人には以下のような特徴があります。
- 独学で学習した人
- 学習をやったりやらなかったりした人
- 疑問を解決しないまま学習カリキュラムを進めてしまった人
- 最初の段階で諦めてしまった人
まず「独学」は挫折をする一番の原因です。
ある程度パソコンやネットの知識がある人ならば、独学でも十分にマスターすることができますが、やはりスクールの受講生と比べると挫折する率が高いといえます。
また、集中して短期間でマスターしようとしない人は、間延びした学習になり、いつまで経っても前に進めずモチベーションを失いがちになるのです。
ウェブデザインの勉強をしていると、様々な疑問が生まれますが、それを質問したり調べたりしないでそのままカリキュラムを進めてしまうと、最終的に全く理解できずに終わってしまうことになります。
そしてウェブデザインの学習は、最初のとっかかりが最も難しく感じるという特徴があります。
最初のうちは聞き覚えのない専門用語が出てきたり、専門ツールの使い方を覚える必要があるからです。
プログラミングそのものに対しての”苦手意識”のようなものが働くと、集中力も落ちてしまい、学習が先に進みません。
こういった注意点に気をつければ、どんな人でもウェブデザインを理解し、スキルを獲得することはできます。
まとめ
IT業界、ネットビジネス業界の景気が非常に良いことはみな知っていますが、どうやったらその業界に就職していいか分からず困っている人も多いようです。
ウェブデザイナーは、スキルの難易度も低く未経験者でも十分にチャンレジできます。
ウェブデザイナーの求人は非常に多く、これから安定した職業として確立されていくはずです。
パソコンやインターネットに疎い人でも理解できる内容ですので、興味のある人は安心して学習をスタートさせましょう。
ウェブデザインは素人でも、もちろん独学でも学ぶことができます。しかし本気やろうと思ったら、プロを目指すのだったら、お金をもらえるウェブを作るのであれば、ウェブデザインスクールで学ぶのが一番の近道。
