自作のマイニングPCを作ってみました。仮想通貨にはずいぶん前から興味があり、さらにマイニングは自分のPCで仮想通貨を手に入れることができるという夢のような話。
2019年になりグラフィックボードの価格がずいぶんと落ち着いてきて、とんでもない値段から普通の価格に戻ってきたようです。
私はゲームなどは一切やらないので、いつもは普通のノートPCで作業をしています。なので自作PCは初めての経験。それでも今はネットを検索すれば自作PCあたりであれば山のように先人たちの知恵が出てきます。
さらに後押しをしたのはマイニング用のマザーボードが本当に安くなっていること。3,000円台からあるの。
さらにSSDやCPU、メモリもすごく安い。というわけで、自作PCがGPU込で5万円ちょっとでできそう。というわけで、トライしてみました。
記事目次
自作PCの内訳と価格は54,872円
自作マイニング専用PCのパーツ購入価格は以下のようになりました。
パーツ名 | 商品名 | 購入した価格 |
---|---|---|
マザーボード | BIOSTAR TB250-BTC | 3,800円 |
ビデオカード | 玄人志向 ビデオカードGEFORCE GF-GTX1060-6GB/OC/DF | 16,178円 |
CPU | Intel CPU Celeron G3900 2.8GHz | 4,131円 |
PC用メモリ | PC用メモリ DDR4-2133(PC4-17000) 4GB | 2,580円 |
電源ユニット | Thermaltake RGB 1050W PC電源ユニット [80PLUS PLATINUM] | 15,836円 |
SSD | シリコンパワー SSD 128GB | 2,180円 |
ライザーカード | 拡張 ライザーカード 採掘 60cm 延長ケーブル 6個セット | 2,899円 |
ケース | マイニングリグ・ケース | 4,480円 |
スイッチ | マザーボード用 スイッチ & LED 【ケーブル長 65cm】 | 360円 |
無線LAN 子機 | Keepjoy USB2.0 WIFI 無線LAN 子機 | 448円 |
OS | Microsoft Windows10 Pro 64bit | 1,980円 |
GPU込でトータル54,872円となりました。えーっ!安いでしょーー!
これならあとGPUを2万円弱で4枚追加しても13万円程度ですみます。
それではひとつずつパーツをチェックしてみましょう。
マザーボード:BIOSTAR TB250-BTC
- 日本国内正規代理店保証:1年間
- チップセット:Intel B250
- CPUサポート:LGA 1151(Core i7、i5、i3、Pentium、Celeron) ※Max TDP:95W
- 搭載可能メモリ:2 × DDR4 2400/2133/1866、Max Support 32GB
- 拡張スロット:1 x PCI-E x16 3.0、5 x PCI-E x1 3.0
- ストレージ:6 x SATA3、1 x M.2 Key M 32Gb/s
- USB:4 x USB 3.0、1 x USB 3.0 Header、2 x USB 2.0、2 x USB 2.0(only 5V power, up to 1.5A)、2 x USB 2.0 Header
- LAN:Realtek RTL8111H - 10/100/1000
- グラフィックス機能:By CPU model
- サウンド:Realtek ALC887 8-Channel HD Audio
マイニング専用のマザーボード。GPUが6枚までさせる。
そしてなんと言ってもすごい安い!1年前と比べるとかなり安くなっている。
玄人志向 ビデオカードGEFORCE GF-GTX1060-6GB/OC/DF
- 【チップ】GEFORCE GTX 1060
- 【メモリ】GDDR5 6GB 192bit
- 【コアクロック】 Base Clock:1,544Mhz/Boost Clock 1,759Mhz
- 【メモリクロック】 8,008MHz
- 【 I/F】 PCI-E 3.0
- 【出力】DisplayPort1.4 x 1/ HDMI2.0 / DVI-D *2
- 【対応】DirectX 12 / HDCP
- 【FAN】オリジナルFAN
ビデオカードはGTX1060を使ってみます。もっといいやつ1070とか1080tiとか使ってみたいけど、ちょっと予算オーバー。
私はこのビデオカードを16,178円でゲットできました。もう一枚買っておけばよかった・・・
Intel CPU Celeron G3900 2.8GHz
- Total Cache:2MB
- Cores/Threads:2/2
- Memory Type:DDR4/DDR3L
- Memory Speed Support(DDR4/DDR3L):2133/1600
- Graphics:Intel HD Graphics 510
- Socket:LGA1151
- TDP:51W
マイニング以外使う予定はないので、セレロンで十分です。
PC用メモリ DDR4-2133(PC4-17000) 4GB
- デスクトップPC用メモリ
- 優れたデータ整合性を発揮し、メモリ帯域幅を拡大、データ処理速度は最大2倍に高速化
- 規格:DDR4 U-DIMM、PIN:288pin
メモリもマイニング専用で他には使わないから4GBでOK!
Thermaltake RGB 1050W PC電源ユニット [80PLUS PLATINUM]
- PS779 日本正規代理店品 保証10年
- 80PLUS PLATINUM認定取得
- 大容量1050Wモデル
- ケーブルを着脱可能なプラグイン式を採用
- 配線しやすいフラットタイプのケーブルを採用
- 256色発光に対応する「Riing 14」ファン搭載
- 低負荷時にファンの回転を停止させる「Smart Zeroファンモード」対応
電源は「PLATINUM認定取得」の1050Wにしてみました。
シリコンパワー SSD 128GB
- シーケンシャル読み取り : 550MB/s
- シーケンシャル書き込み : 420MB/s
- 7mm厚のスリムデザインで、ウルトラブックや7mm厚対応薄型ノートPCなどに最適
- SATAIII (6Gbps)インターフェース(SATAII/3Gbps互換
SSDも本当に安くなりました。128GBであれば2,000円ちょいで買うことができます。
拡張 ライザーカード 採掘 60cm 延長ケーブル 6個セット
- 【幅広い交換性】1X、4X、8X、16X PCI-Eスロット、1-16Xと16-16Xに対応
- 【安全で安定な給電】一体成型高品質インダクタンスとソリッドコンデンサが搭載され、95%の高い電力変換率を実現
あとでGPUを増やす予定があるので6個セットを購入してみました。
マイニングリグ・ケース
- サイズ:幅 約666mm × 奥 約252mm × 高 約236mm
- 材質:メタル
- 重さ:約 2.9kg
- 対応マザー:ATX
- 対応VGA数:8枚まで
- 対応電源:最大2台
一番安めなマイニングリグ。レビューはけっこう評価よくないけど、全然問題ありませんでしたよ。ネジもチャット入っていました。
100均とか色々工夫して作っている人いるけど、このくらいの価格でケース買えるなら、ケースが楽。マザーボードも簡単に取り付けできるし、GPUもきちんと取り付けできるしね。
マザーボード用 スイッチ & LED 【ケーブル長 65cm】
- PCマザーボード用のプッシュスイッチ2個とLEDランプ2個を、1本にまとめたケーブル
- プッシュスイッチ : POWER, RESET / LEDランプ : POWER, HDD
- ケーブル長 : 約65cm / LED直径 : 5mm
Keepjoy USB2.0 WIFI 無線LAN 子機
- IEEE802.11n/g/b CSMA/CA wifi ACKに対応
- 最大150Mbpsの無線通信が可能
ノートPCではないので、無線LANは別途取り付けないといけません。USBタイプのWifi子機。安いです。全然問題ありません。刺せばあっさりつながりました。
Microsoft Windows10 Pro 64bit
OSはWindows10Proにしました。Linux系でも良かったけど、こっちのほうが簡単そうなので。
私はYahooショッピングで売っている1,980円のやつにしました。問題なくインストールできましたよ。
まとめ
仮想通貨マイニング自作PC用のパーツが全て揃いました。Win10PROはヤフーショッピングで購入。
その他はすべてアマゾンで購入をしました。
アマゾンすごい!次の日にはすべてのパーツが手元に来てしまいました。それではこれらのパーツを組んで自作PCに初挑戦!