プログラマーは志願する人が多い反面、仕事の内容があまり知られていないために不安を感じることも多いようです。
しかし、プログラミングは専門性は高いのは事実ですが、適切な学習をすればどんな人でもなれる可能性の高い職業でもあるのです。
プログラマーの需要は年々増えつつあり、就活も成功しやすい現状にあるので、不安のために諦めてしまうのはもったいないことです。
プログラマーを目指す人が持ちやすい8個の不安への回答を一覧にしたので参照してください。
記事目次
プログラミングは難しそうで心配
普通の人がパソコンを所持して使っていたとしても、プログラムに遭遇することはほとんどありませんから、未知の世界でありいきなり理解することはできないのです。
また、プログラムは「プログラム言語」という特殊な決まりを持つ文体で書かれているので、未経験の人が文字から何かを知ることもできません。
しかし、外国語を学習するときのように基礎から覚えていけば、徐々に高度なプログラミングを理解していくことはできます。
10歳未満の小学生でも、70歳を超えた高齢者でもプログラミング学習はできます。
また、それまでに蓄積された学力なども必要ないのです。
理系が苦手なので覚えられないのでは?
「理系」に対してコンプレックスを持つ人は、数字を見ただけでも拒否反応を示してしまいます。
プログラミングも数字と記号、アルファベットで構築された文章なので、プログラムコードを見ただけで「うわ~!」と毛嫌いしてしまったり、難解だと思ってしまうものです。
しかし、仮に数学が得意で理系の大学に通っている人がプログラミングコードを見てすべてが理解できるか、というとそうではありません。
プログラミングは理系でも文系でもなく、またどちらの知識も役に立たない新しい言語なのです。
基礎から順を追って覚えていけば、文系でも理系でも同じような到達点に達するのがプログラミングなのです。
英語が苦手なので不安
プログラミングコードの基礎文章は英語ですが、それほど英語力が必要というわけではありません。
プログラミングコードに使われている英語は、日常英会話で使うものとは少し種類が違いますし、生活空間で使うように無限に応用発展していくようなものでもありません。
実際に、高いスキルを持つプログラマーなら、外資系に就職して海外で勤務をすることも多いのですが、英語ができない人も多く、それでも業務にはあまり支障はないと言います。
また、こういった考えもあります。
それは「プログラミング言語そのものが世界共通語」だという考えです。
それほど多くないプログラミング言語内で使われいる定型文は、世界中で共通して使用されているので、プログラミング言語そのものがコミュニケーションツールでもあるのです。
なのでプログラミング言語を覚えるために英語を別個で学習する必要はありません。
英語ができれば多少は読みやすくなるかもしれませんが、英語ができなくてもそれほど大きな障害にはならないのです。
年齢的にプログラミングを覚えても役に立たないのでは?
現在40代以降の方なら、「今さらプログラミングを覚えても転職の役に立たないのでは?」と思うかもしれません。
たしかに昔はプログラミングは一部の限られた職業でしか使われず、そのために頭の柔らかい若い世代だけが活躍していました。
しかし、IT技術の発達と普及で、今では様々な分野の職業でプログラミングスキルが必要とされています。
プログラミング言語そのものの開発やゲーム制作、セキュリティソフトの開発など、高いプログラミングスキルが要求される職業もありますが、昨今需要が増えているWebページの制作やアプリ開発などは中高年から学習をしても十分に戦力になります。
また、プログラミングに特化した職業だけではなく、一般のオフィス作業でもプログラミングのスキルは大きく役立ちます。
何歳になってもプログラミングを学習することは無駄ではありませんし、就職・転職を有利にする要素となるのです。
どうやってプログラミングを覚えていいか分からない
プログラミングは、普通に生活をしていて見聞きするようなものではありませんから、どうやってその世界に入っていけばいいか分からないという不安もあるようです。
しかし、プログラミングを学習できる情報はいくらでも見つけることができるのです。
未経験の初心者が読んでも理解できる書籍も豊富にありますし、ネット情報だけでもかなりのレベルのプログラミングを習得することはできます。
また最近では、プログラミングの専門学校やオンラインスクールも増えています。
プログラミングスクールでは、若年層から中高年までの幅広い年齢層の学生が勉強をしています。
パソコンが苦手なのでプログラミングなんてできるの?
普段パソコンを使っていて、タイピングが遅かったり操作の仕方に詳しくなかったりする人は、「IT弱者」と呼ばれコンプレックスを持っています。
しかし、そんな人でもプログラミング学習をすることは可能です。
たしかに、独学でプログラミングを学習する際には、プログラミング以前のレベルでつまづいてしまい、勉強がはかどらないこともあります。
しかし、スクールを利用すると、この不安も同時に解決することができます。
パソコン操作で分からない部分などは、詳しい人が近くにいて答えを出してくれれば、一回で疑問は解決できるものばかりです。
プログラミングの学習をしながら、パソコン操作の疑問も同時に解決できるのです。
プログラミングってお金がかかるのでは?
プログラミングをするためには、専門的な機器を揃え、高性能のパソコンを購入して高額なソフトを使って・・・と勘違いをしている人が多いようです。
実はプログラミングそのものは「無料」でできます。
プログラミング言語も、プログラミングをするワークスペースもすべてが無料で利用できるのです。
また、プログラミングをするために高性能のパソコンも必要ありません。
1~2万円で売られているモバイルパソコンでもプログラミングはできるのです。
プログラミングスクールの勉強についていけいないかも?
プログラマーを目指している人の中には、すでにプログラミングスクールを自分で調べて知っている人もいるかもしれません。
しかし、大勢の生徒と一緒に教室で勉強をすると、「カリキュラムについていけないかも?」と不安を持つことが多いようです。
たしかに、プログラミングスクールの生徒の中には、ある程度の知識のある人も参加しますので、成績に差ができることもあります。
しかし、最近ではオンラインスクールも増えていて、個別学習タイプのスクールもあります。
個別学習では自分の理解度に応じて授業の進み具合を調節してくれるので、落ちこぼれるようなことはありません。
パソコン操作や学校の勉強が苦手だった人でも、安心して自分のペースでプログラミング学習ができるのです。
まとめ
結果的に言うと、これからプログラミングを学習する上での不安は、悩むべきことではないものばかりです。
全くの未経験、パソコンに不慣れな人でもチャレンジできてスキルを身につけられるのが、プログラミングのメリットなのです。