プログラマーにはいくつかの職種があり、人によって適正も違います。
また、プログラミングスキルを足がかりに、もっと大きな事業にチャレンジしてみたいという人もいるでしょう。
これからプログラマーを目指す人は、自分の性格と職種の適正を知っておくことで、無駄なく希望の職種に就くことができます。
ここでは、プログラマーのタイプとその適正について解説しています。
記事目次
プログラミングによって作品を作りたいタイプ
元々プログラミングによって作品を作りたいという人は、本格的にプログラミングを学習すると良いでしょう。
一つのプログラミング言語を深く学習するとともに、時代によって進化していく新しい言語をどんどん吸収し、レベルの高いプログラマーを目指すのです。
プログラミングの醍醐味を味わえる職業は次のようなものがあります。
- アプリ開発企業
- ゲーム開発企業
- ソフトウェア開発企業
これらの種類のプログラミングは常に進化をしていて、プログラミングの面白さを味わうことができる職種のタイプです。
製品がヒットをすれば、自分もそれに参加したり、アイデアを出したという喜びがダイレクトに味わえるのです。
ただし、プログラミングのレベルにも高いものが要求されますが、楽しんで仕事ができるのであれば、自然と能力は高くなるものです。
収入的には、スキルがそのまま反映される傾向にあるので、スクールを卒業してからでも自分でさらに知識を深めていく姿勢が大切です。
プログラミングスキルのレベルによって、年収にも差が開くタイプの職種です。
大成功をおさめたいタイプ
最近では、数百万もアクセスを集めるサイトが次々と登場し、20代で大成功を収めるネット起業家がたくさん排出されています。
Webサイトを立ち上げ、そこに人気が集中すれば会社はどんどん大きくなり、夢をつかめる世界なのです。
一般的に「IT長者」と言われている起業家の大半が、Webビジネスの成功者です。
- Webサイト運営企業
- Webサービス運営企業
- ECサイト運営企業
あのアマゾンもZOZOTOWNも楽天も、ネットビジネスからメガベンチャーにのし上がった企業なのです。
Webビジネスの会社もプログラミングスキルは必要になります。
プログラミングスキルをベースとして、Webサイト、ECサイトを立ち上げる企業がとんでもないスピードで企業成長していく様は、まさにドリームです。
その高揚感を味わいたい人なら、Webビジネス企業を選ぶと良いでしょう。
こういった企業でプログラマーをしていると、小さな企業ならばビジネスの基本を学ぶこともできます。
将来自分が起業することを想定しているのであれば、学ぶことも多いのです。
最もベンチャーが参入する業界なので、非常に活発で勢いがあります。
生活を安定させたいタイプ
プログラミングスキルを身につけて今の生活よりも高収入を得て、生活を少しでも安定させたい人なら「大手企業」への就職が向いています。
大手企業は高学歴の生徒しか就職できないイメージがありますが、プログラマーならば別評価されるのです。
大手企業の求人は、将来性を見る傾向にあるので、スクールを出たばかりの未経験者でも、年齢が若ければ就職できることも少なくありません。
- 電子機器製造企業
- 家電製造企業
- 自動車製造企業
など、組み込み系のコンピューターを搭載した製品を製造する企業は、専門のプログラマーを求人しています。
大手企業はプログラマーも福利厚生や年収も安定していて、倒産などするリスクも低くリスクが少ないのがメリットです。
プログラミングスキルとしては、Web制作などよりも少し高いものが要求されますので、プログラミングスクールで専門的に学習する必要があります。
経理・事務で就職したいタイプ
最後に番外編です。
最近では一般企業の経理や事務への就職が難しくなっています。
これまでの簿記などに加えて、他のスキルがないと高い競争率をかいくぐることができないのです。
IT技術の進歩によって、現在の大手企業の経理部署は高速化と少人数化が進み、昔ならば女性の就職の多くを占めていた経理・事務も狭き門となりつつあります。
一般的な経理のスキルに加えて、プログラミングができると、かなり就職も有利になります。
商業系の学校を卒業して一般企業へ就職するためにプログラミングのスキルを身につけることも大切な時代になっているのです。
一般的に言われるプログラマーとは違いますが、少しでも安定して年収を上げたい人もプログラミングスキルを身につけておきましょう。
プログラミングスクールでは、VBAなどのオフィスソフト系のプログラミングを学習できるコースもあります。
就職先は広範囲になります。
まとめ
プログラミングの可能性だけは何とか知っていても、パソコン操作にも疎く詳細を知らない人も多いはずです。
そんな人でも、1から勉強をすればプログラマーになることは可能です。
自分の将来のキャリアプランの希望によって、それに適正するプログラミングを学習しましょう。