ワードプレスのダッシュボードに「PHPの更新が必要です」の表示が出た時の対処を行いましょう。WPでサイトを長い期間運営していると、レンタルサーバーのPHPのバージョンが低くなっていることがあります。
基本的にこのレンタルサーバーなどのPHPバージョンは自身で更新をする必要があります。
私の運営しているサイトも今日ログインをしてみたら、WPダッシュボードに「PHPの更新が必要です」と表示が出ていました。
記事目次
「PHPの更新が必要です」の表示
ワードプレスのダッシュボードにログインをすると、そのトップページに「PHPの更新が必要です」と表示されています。こんな感じで表示をされていますので、たまにはチェックをしてみてね。
PHP更新するとどんな良いことがあるの?
PHPのバージョンを最新に更新をしなくても、WPのサイトは普通に動いています。でもPHPを更新することで、WPサイトに有利なことがたくさんあります。
それはどのようなことでしょう。ちょっとチェックしてみましょう。
WPのウェブサイト表示が速くなります
PHPは当然プログラムです。
なのでPHP最新のバージョンにアップグレードすることで、古いバージョンを使っているときよりも、ウェブサイトの表示を含めすごく速くなります。
この時点でのPHP最新バージョンは7.3となっていますが、この最新バージョンにすることで古いバージョンよりも倍以上のスピードがに向上するとの報告があります。
ウェブサイトが速いとSEO評価が上がります
検索エンジン的にウェブサイトの表示が早いと検索エンジンの評価が上がります。
同じSEOの強さのサイト同士であれば、表示が速いサイトのほうが上位表示する可能性が高い。であれば、すぐにでもPHPのバージョンを上げるほうが得策というもの。
アクセスした方の滞在時間も高まる
アクセスしても全然表示されないサイトに比べ、サクサク動くサイトは滞在時間、またサイトの回遊率も非常に高まるでしょう。
滞在時間が高くなれば、ますます検索エンジンの評価も高まり、あなたのサイトのSEO評価は高まります。
WPのウェブサイトセキュリティが高まります
PHPは当然プログラムです。(大切なので2度目)
ワードプレスと同様にPHPもコミュニティによりメンテナンス、整備されています。
またPHPはワードプレス同様に人気があるため・・・うれしくはないのですがハッカー、クラッカーの標的になることが多々あります。
そのため、PHPも古いバージョンのままだと乗っ取りなども含め悪意のある連中の標的になってしまいます。
ワードプレスサイトやブログを安全に運用するためにもPHPのバージョンアップは必須となります。
XサーバーのPHPバージョンを上げる
今回のレンタルサーバーはXサーバーでした。
まずはXサーバーの管理画面にログインをします。設定対象ドメインを選択したら「PHP Ver.切り替え」をクリックします。
現行のPHPバージョンは「6.6.40」でした。当然非推奨となっています。
現状で最新である「7.2.17」を選択して「変更」をクリックします。
あらためてWPのダッシュボードにログインをしてみると、先ほどの「PHPの更新が必要です」の表示は消えていました。
まとめ
WPワードプレスのバージョンアップもそうですが、その裏で動いているPHPのバージョンにも常に気を使うと良いと感じました。
今回、はじめてワードプレスダッシュボードにPHPバージョンが低いとの表示が出て、ちょっとびっくりしましたが、そのほとんどがレンタルサーバーの管理画面にログインをすれば解決をするもの。
時間を取って、PHPバージョンもチェックすると良いかもしれません。
ただ、PHPバージョンを上げることによりWPのプラグインなど動かなくなるものも存在するようなので、上げる時の下準備はきちんとしたいものです。